D・V・D

なんでか急に思い立って「冬の運動会」「大化改新」「東京タワー」の
3本をいっきに見た。疲れた(笑)当たり前だって。
岡田准一スペシャな一日だった。
この中では「冬の運動会」が一番好き。しっかりと丁寧に作ってあって
落ちついて見られる。ストーリーも淡々としているけど菊男の子供っぽい
やるせなさとか日出子の寂しさとか加代の覚悟している孤独とか、もう
胸に静かにジワっと染みてくるんだよ。かなりおすすめな作品です。
大化改新」は、んー…とね、個人的には大好きなんだけど岡田君の
ヨダレだらだらがいっぱい出てくるのであまりおすすめしたくない(笑)
「東京タワー」はいうまでもなく今年の初めに結構話題になった作品です。
黒木瞳さんとの綺麗な綺麗なラブシーンと美しい夜景にウットリしたい時は
これですね。「壊れたオモチャはいらない」と言われた時の透の絶望的な
目の表情が一番好き。別荘で「こんなこと」と言われて「こんなこと?」と
呆然と聞き返す時の悲しそうな佇まいも素敵。おフランスで絵を描いている
顔も淡い光に照らされて凄く綺麗でイイ!岡田君には憂いがよく似合う。
とにかくこの映画は美しさを堪能するためのものだ、と言い切る。
12月にはフライ、ダディ、フライのDVDが発売になる。またリピートの嵐だな。
朴舜臣は岡田君のやった役の中では1,2位を争う最強に素敵キャラだと思う。
格好よくてクールで読書家で強くて孤独で笑うと可愛くて二の腕ムキムキで
辛い過去があっておっさんに飛びつくなんて萌えの塊なんだもん。
ぶっさんも捨てがたいがビジュアル面において舜臣の勝ちということで。