フライダディ見てきた

韓国版のやつね。
岡田君の役は在日朝鮮人で過去に日本人サラリーマンに逆恨みされ襲われる
という設定。これをそのまま韓国に持って行ってリメイクするとなると
スンシンの役はどうするのさ?と思ってたら単に治安の悪い地区の住人で
酔っ払って暴れるオッサンに包丁で切りつけられたというものに変わってた。
正直ドラマチックさは物足りなかった。これで「周り全部が敵〜」とか
言われてもな…。
「赤い目のおっさん」「トラウマで退院の外に出ることができない」
「父親がいない」等の設定はそのまま。映画のリメイクだから当たり前か。
あとゾンビーズの面々がいなかったのが残念。メインでいた4人がたった2人に
まとめられてたし、もとより石原とスンシンが同じ学校って…ありえない。
最後の決戦が(ほぼ)ボクシング対決だしやたら長いしスンシンが止めに
入ろうとするし(コレが一番ありえない!)。
鈴木さんの夫婦のやりとりは韓国版の方が原作に近い形で完結にまとまってて
好きかもな〜とか思ったりもしたけどゾンビーズがいないんじゃお話にならないわ。
バスのスタメン親父達も運転手以外扱いテキトーだし。(運転手のローラーブレードの
エピソードは意図はわからなくないけどかなり蛇足気味だった)
木の上でのスンシンの告白とか小石というアイテムとかファンとしては心キュンキュン
させるエピソードも無く、青い空白い雲照りつける太陽、そして飛んでいく鈴木さんが
とても映える夏でもなく(韓国版は冬休み設定)…。
スンシンの鈴木さんに対する「お父さんの影を求める」風なシーンも軽くてなんだか
物足りない。全体的にもの凄くこじんまりとまとまってる印象でした。悪いわけじゃ
ないんだけどもの凄く物足りなかった。



結論として
岡田君と堤さんの日本版がいろんな意味で最高だったなということを再確認。
スンシン役のイジュンギはかっこ良かった。わりと好きな顔してたということが
わかった(笑)。
ゾンビーズシリーズ続編また書いてくれないかな〜。